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一升餅はどっちの親が用意する?子供の性別や初誕生・地域による違い

一升餅,どっちの親

一升餅はどっちの親が用意する?

  • 一升餅はどっちの親が用意すると良いの?
  • 子供の性別や順番で違いはあるの?
  • 一升餅の意味由来とは?そもそもどんな風習なの?

子供の健やかな成長を祝い、赤ちゃんの一歳の誕生日に「一升餅」という伝統行事を行います。

そこで問題になるのは、一升餅をどっちの親が用意するのかということです。

旦那側の親なのか、嫁側の親なのか、はたまた子供のパパママなのでしょうか?

用意するのはパパママでも、親が費用を出すというケースもあるでしょう。

一升餅はどっちの親が用意するのが正解なのか、

行事を行う前の注意点などを解説していきます。

ぜひ参考になさってください。

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一升餅どっちの親が準備するのが正しいのか?

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一升餅どっちの親が準備するのが正しいのか?

まず一升餅において、誰が用意するというハッキリとした決まりや正解はありません!

それ以前に、絶対に一升餅の行事をやらなければいけないこともないのです。

もちろん、それぞれが持っている風習や想いなどが違うのでまずは、

両家の親にどうするか相談すると良いでしょう。

孫の事には俄然はりきってくる祖父母が多いですよね。

しかし相談しても何も言われなければ、パパママが準備すれば良いのです。

嫁側の両親が準備する場合

結論から言うと、嫁側の親が準備するのが無難ですね。

嫁側の親にしてみれば、娘なので何の遠慮もなく進めることができます。

一方で、お宮参りやお食い初めなど、一歳前の行事の準備は旦那側がすることが多いです。

一升餅は嫁側の親が準備すれば、両家のバランスがとりやすいですよね。

パパママが準備する場合

ハッキリいえば、

パパママが全部手配するほうが、スムーズでストレスフリーです。

筆者の場合、義両親は子供にあまり興味がなく、

実の親は遠方に住んでいるため、動画や写真だけでいいよと言われました。

お金と手間はかかるものの、自分たちで一升餅やケーキを手配し、

その後で会食する場所も手配しました。

両親たちには、お祝いする日にちをお知らせするだけで済みましたよ。

義両親もお祝いを用意するだけなので、とても気軽に参加してくださいました。

高齢な親だったり、興味ない親がいる場合は、

自分たちで準備して、お祝いだけは招待する形で良いと思います。

旦那側の親が準備する場合

中には旦那側の親が用意するものだと思っている親もいるでしょう。

何なら嫁を差し置いて段取りしたいと張り切る義両親がいる事も、頭に入れておきましょう。

自分達でやりたかったのに、結局仕切られてしまって、

あなたが嫌な気持ちにならないように必ず事前に相談しましょう。

あなたの当たり前が相手の当たり前とは限りません。

何事も自分の気持ちが正しいと決めつけず、まずは話題に出しましょう。

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子供の1歳誕生日を無難に乗り切る!両家がもめないための対処法

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両家がもめないための対処法

両家へこまめに相談する

両方の家にこまめに相談し、経緯も伝えることが最も大切です。

連絡のやりとりをどちらかの親に偏らずに行うべきでしょう。

決まったことだけを連絡していると、不満や疎外感を持つ親もいますので、

経緯もしっかり伝えるように気を付けてください。

どちらにとってもかわいい孫ですから、片方ばかりを優先することのないよう努めなければなりません。

行事は2回行っても良い

両家を呼びたいけど日程の都合が合わない場合は、

いっそ2回行うのも手です。

旦那側、嫁側の親それぞれで日を替えて呼ぶと、ゆっくり孫の成長を見てもらえますね。

手配の手間は2倍に増えますが、喜びも2倍となります。

他に誰を呼ぶべきか?問題

まず誰を呼んではいけない、誰を呼ぶべきだという決まりはありません。

自分の子供の誕生日を一緒にお祝いしてもらいたいと思う人は呼びましょう。

子供の祖父母だけでなく、自分たちの兄弟や甥っ子や姪っ子を呼んでもかまいません。

実際、甥っ子が一歳の誕生日を祝ったとき、私も一緒にお祝いさせてもらいました。

なんならお友達を呼んでも全く問題ないですよ。

伝統的な行事であり、一歳のお誕生日会でもあるので、

みんなで盛大に祝ってあげましょう。

両方の実家が「お金出す!」といって聞かない場合のまとめ方

この場合は両家で役割分担してもらいましょう。

旦那側の両親が一升餅を買ったら、お祝いのケーキは嫁側の両親が用意する、

といった形にするのです。

どちらかに支払いが偏ってしまう場合は、どちらの親にも出させないという選択もあります。

また両方から同額のお祝い金をいただく方法もあります。

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お祝いの場所はどこでやるのがいい?

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お祝いの場所はどこでやるのがいい?

自宅で行う

子供と住んでいる自宅で行うのは、子供の機嫌が安定しやすいので、

一番リラックスした姿を見れることでしょう。

とはいえ、自宅に両家の両親を呼ぶ場合、部屋の掃除はしっかりしましょう。

大人6人いると、ある程度の広さも必要になってきます。

おもてなし用の食器や椅子の用意など意外と作業があり、

後片付けでパパママが疲弊しないようにしてくださいね。

レストランなどをチョイスする

自宅に招いたり、どちらかの実家に行くのに気を遣うなら、

いっそレストランやホテル・料亭を選択する事をおすすめします。

気兼ねなく過ごしたい場合は、子供が泣いたり騒いだりしても安心なように個室を選ぶと良いですね。

日時とお料理の内容をきちんと予約しましょう。

また飛行機などで遠方から来てもらう場合は、

少なくとも3か月前には準備する必要があります。

夫側の実家でする場合

夫側の実家でする場合、準備してもらうわけですから、

菓子折りの準備をして持っていきましょう。

夫婦が子供を連れて、嫁側の両親と一緒に訪問すると、両親も安心できますよ。

嫁側の実家でする場合

嫁側の実家でする場合、一升餅のお祝いの後の会食の準備をしましょう。

また旦那側の親に対して、

持ち帰りの手土産の準備もしておくことがおすすめです。

神社でする場合

神社でも一升餅でお祝いさせてくれるところがあります。

まずは神社に、一升餅の持ち込みが可能か、神社側で用意してくれるのかの確認も必要です。

例えば、千葉の櫻木神社だと、「初誕生祭」という名で一歳のお祝いができます。

時間帯は13:00~15:00で、一週間前までに予約しなければなりません。

当日来社し、受付で予約名を伝え、祈祷料1万円を納めます。

ご祈祷が始まり、「将撰の儀」(筆、扇、そろばんから選ばせる儀式)、

「立餅の義」(一升餅を担がせる儀式)をしたのち、終了となります。

また、御岳山御岳神明社では、5月5日の子供の日に合同で開催する神社もあります。

神社で事前に、予約申し込み書に住所と名前を記入し提出します。

希望時間が9:30、10:30、11:30から選べ、祈祷料は5千円を当日納めます。

場所によっては予約なしでも大丈夫な神社もあります。

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一升餅の意味や由来・やり方について

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一升餅の意味や由来・やり方について

一升餅の意味や由来

一升餅とは、

一歳の誕生を祝い健やかに成長しますようにと願いを込めた伝統行事です。

昔は一歳まで生きられない子供も多く、一歳の誕生日は特別だったのです。

お餅はお正月など、日本ではおめでたい日に食べる習慣がありますね。

お餅を鏡餅のように丸くして一升(1.8kg)の重さにします。

一升は一生に繋がりがあるとして、次のような願いが込められています。

  • 一生食べ物に困らないように
  • 一生円満で過ごせるように

風呂敷やリュックサックなどに入れた一升餅を、一歳の赤ちゃんに背負わせることが一般的ですね。

最近では個包装の紅白餅を用意したり、パン屋さんにお願いして1.8kg分の一升パンを用意する人もいます。

そうしておけば、集まった人たちに分けるのにも便利ですよね。

地域による違い

一般的には一升餅ですが、呼び名が違う地域があります。

「転ばせ餅」は主に、東日本地域や埼玉県周辺での呼び方です。

一升餅を背負わせて、わざと転ばせることで、厄落としになると言われています。

一方で「踏み餅」は主に、九州地方での呼び方です。

お餅の上に立たせることで、地に足を付けて生きていけるという意味があります。

他にも「誕生餅」や「力餅」、「背負い餅」など様々な呼び方が存在します。

子供はまだ一歳ですから、重いものを持たされて泣く子もいますし、しっかりと立ち上がる子もいます。

どんな結果になっても縁起の良い意味しか持たないので、安心してくださいね。

子供の性別(息子・娘)による違い

昔は長男が跡継ぎとして大切にされてきましたが、最近では、男の子・女の子で差をつけることはあまりないですよね。

跡継ぎが生まれたと思っている場合は、女の子よりも張り切り度合いが違う可能性はあります。

地域によっては生まれた子が男の子なら旦那側の親が、女の子なら嫁側の親が準備するところもあるようです。

子供の生まれ順(初孫・それ以降)による違い

初孫は初めて尽くしなので、お食い初めや一升餅を盛大に行うことが多いです。

私の知り合いから聞いた話では、二番目の子からは両親たちを呼ばず、パパママだけでやったそうです。

おそらく第一子の時にそうとう大変だったように見受けられますね…。

初孫だと張り切る親もいるかもしれませんが、

第二子以降だからといって、一升餅のルールに違いはありません。

旦那側、嫁側の両方の親に聞いてみることが一番大切です。

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